2021年09月16日
江戸五色不動めぐり
思い起こせば、今年の3月。



















『東京十社めぐり』に出会い、都内を周遊した訳なんだけど…
ふとした時に、『江戸五色不動』という存在に触れ、またまた都内周遊へと出かけてみました。
五色不動という存在を知る前から、目黒不動尊の存在は知っていた。
そして、目黒駅、目白駅と似通った駅名があることも知っていた。
でも、これがまさか五色もあるとは…ということで行ってみました。
■目黄不動尊(10時40分着)

まず最初に訪れたのが、江戸川区にある目黄不動尊 天台宗最勝寺。
ここが目黄不動尊とのこと。
ここからはまったくわかりません。

でも、説明版にはきっちりと「目黄不動」の文字が。
案の定、新型コロナウイルス感染症の関係で、入ってくれるなということなので、門前のみ。
ふと、自転車の後ろを見てみると…

ハッ!
目が黄色い!
って、これは関係ないでしょうね~
■目赤不動尊(11時35分)

お次は文京区にある目赤不動尊 南谷寺。
もう、ここはしっかり書いてあるのでわかりますね。

説明版には、もともと「赤目不動尊」と言われていたと…
ということは、目黄不動尊は目が黄色いというのもあながち…(笑

ここは境内にも入れたので、お詣りして次へと急ぐ。
■目白不動尊(12時20分)

お次は豊島区にある目白不動尊 金乗院。
入り口からはここが目白不動尊とは全くわかりませんが、左側の説明版にはしっかりとありました。

どこの説明版にも、「江戸守護の五色不動」とありますね。
江戸時代、徳川家康が江戸城を築いた時にも、風水というかをよく信じていたみたいですね。
お堀に水を引きむ経路が『気』を運ぶものであったという話もあるし、日光東照宮や静岡の久能山東照宮の位置にも風水的な意味があるという話もあるし。
この五色不動も同じような意味合いでそれぞれ置かれているみたいですね。

境内に入ると右手に目白不動尊がありました。
どうやら建物の二階にあるようです。

この建物の中に、ご本尊が安置されていました。
スマホのカメラではこれが精いっぱい。
ここではじめてご本尊を見ることができました。
■目青不動尊(14時00分)

お次は世田谷区にある目青不動尊 教学院。
ここは、東急世田谷線の線路のすぐ脇にありました。

説明版によると…
江戸城内に建てられて、その後、明治時代に青山から世田谷に移ってきたそうな。
江戸城から見て、方角的には青山も世田谷も同じ方角だよな…この辺りが風水なのかな。

境内の中に入り、この建物が目青不動尊だそうです。

少し開いた扉の中に、しっかりと書いてありましたから。

ここも隙間から失礼して…ご本尊です。
やっぱり中には入れない。
仕方なくここからお詣り。
■目黒不動尊(14時45分)

最後は一番認知度が高いんじゃないかな?
目黒区にある瀧泉寺 目黒不動尊。

説明版。
ふむふむ。
「江戸の三富」だと?
湯島と谷中と目黒か…周遊って感じじゃないなあ。

最後に目黒不動尊でお詣りして、江戸五色不動コンプリート。

これが全ルート図。
って、Googlemapで作ったから、実際のルートとは違うけどね。
実際には、67.15km 6時間43分でした。
■番外編

実は目黄不動尊はもう一つ、台東区の永久寺もあるそうなんです。
今回は行かなかったけど、また別の機会に行ってみようかな。
永久寺を入れると、きれいな丸になりそうな感じ。
『東京十社めぐり』、『江戸五色不動』と都内周遊してきたけど、他にも同じように周遊できるネタあるんじゃないかな~
また見つけたら、やってみたいと思います。